ペット情報>大切なワンちゃんがかかりやすい病気とその症状・・・これを見ればもう安心!
ワンちゃんがかかりやすい病気一覧
◆伝染病(フィラリア)
蚊を媒体とした犬特有の恐ろしい病気です。発生は、蚊の多い夏
の時期。フィラリア(犬糸状虫)を持った蚊に刺されるとフィラ
リアは心臓や肺に移動します。
寄生したフィラリアは卵をうみ続け犬の体中を侵します。皮膚か
ら心臓に達するまでの期間は3カ月とちょっと。
室内犬より、室外犬の方が発症率は高まります。予防薬がありま
すので、蚊に刺されない工夫をしたり、予防薬を飲ませたりして
防いでいかなければなりません。
◆寄生虫病(回虫症)
回虫と小回虫の2種類ありますが日本では回虫の感染が一般的だ
と言われています。妊娠した犬が経口感染をし、生後間もない子
犬に感染をさせてしまうのです。
回虫は主に子犬の胃や腸に寄生する雄の成虫4〜10cm、雌の成虫
5〜20cmの白色糸状の線虫です。あまり成犬に寄生する例はあり
ません。
栄養状態の悪化によって発育不良を起こしたり、回虫が発生させ
る毒素によっていろいろな症状を引き起こします。こういった数
々の症状から子犬の体力が落ち、他の感染症を併発するというこ
とも考えられます。
◆皮膚病(アカルス病)
授乳期に母親からうつります。皮膚炎の代表的な存在で治りにく
いのが特徴です。特に毛の短い犬は菌が直に皮膚へ行ってしまう
ので重症化しやすいといわれています。全身に回ってしまうと皮
膚は赤くただれ、全身に急速に広がっていきます。
場合によっては治療不可能になってしまうケースもあります。
常に清潔を心がけてください。
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