ペット情報>猫にはネコなりのこんな歴史が!!
猫には猫の歴史が!
◆飼い猫の歴史は、リビアヤマネコを祖先に持つイエネコがインド
から仏教が伝来するときに一緒にやってきたといわれています。
仏教の伝来と共に中国にやってきた猫は、インドでの生活と同じ
ようにペットとして飼われていました。
さらには日本に仏教を伝えようと中国から使者がやってくる際に、
船の中でネズミが教典を囓ってしまわないように猫を乗せていた
ので、そのときに日本に伝わったのではないかといわれています。
日本に猫がきた当時は、中国からやってきたということで「唐猫」
と呼ばれ珍重されました。
◆古代エジプトでは経済の元であったトウモロコシなどの農作物を
ネズミやウサギから守るために野生の猫が選ばれ、紀元前16世紀
頃には神として祀られるようにもなりました。
頭が猫のバストと呼ばれる神はお産の神、種族繁栄の神です。
しかし、一方中国では不幸をもたらすという言い伝えもありました。
また、中世のキリスト教世界では、猫は悪魔の使いと言われ忌み
嫌われました。
◆最近は、多くの一人暮らしの人々の生活に喜びと楽しみを与えて
くれている面も多いといいます。特に老人、隠居生活を送ってい
たり、病気などで外に出歩くことのできない人にとってはうって
つけのペットです。
犬の場合は散歩などの世話が大変ですが、猫はそれほどでもあり
ません。猫のあの気ままな性格は意外と一人暮らしの老人などと
合うようです。
|